1度晴れ間を見ないと人は走り出せないのかもしれない。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


先週は発熱&ウイルス性腸炎で数日間ろくにものが食えなかったがために、
正月からこっちまったくはかどっていなかったダイエットが、
目標体重まであと1kgという進捗を見せた。

いいんだか悪いんだかである。

ただ、せっかく減ったので、この際だからと
ダイエットモードの食生活をこのまま続けようかと思う。
(玄米、野菜中心、夜は炭水化物とらない、運動する)

それで分かることは、ひとはある程度まで身体が軽くならないと、
健康的な生活へのやる気は出ない、ということだ。


健康的にヤセたわけじゃないから無駄肉は残ってるしラインも美しくないから
あとは食生活と運動で整えるしかないのだが、数日間食べなかったことで
「何かお菓子とか油ものとかどんどん食べ続けてしまう」から
「そんなに食べなくてもいいんだった」のスイッチの切り替わりが行われた模様。

身体が重いとそこが麻痺したま、とにかく食の快楽を求め続ける。

常々、ジムにはなぜそ「本当にヤセたほうがいい体型」の人は
いないのだろうと不思議に思ってたけど、そういうことなんだ。

身体がずんと重くなると、先が遠すぎて、もうどうでもよくなるんだ。
目の前の食い物以外のことは。

どんなに周囲がマラソンに燃えようと、自然食に走ろうと、
それは全然自分に投影されてこない。それよりまず、
目の前の食べ物を楽しむことに逃げ込んで、日々が続く。


だからヤセなきゃいけないくらい重たいのに全くその気が起こらない人は、
最初は二泊三日で断食とかして、ある程度の成功体験を得るのがいいのかもしれない。

1度身体の中をからっぽにして、数キロ一気に減らして、
すこし軽くなった身体になったら「さあ~もっと健康になるぞ!」
というその後のやる気が起こるのかもしれないなと思った。

身体が軽いということは、心の軽さに直結する、ってことなんだ。