前編のつづきですー
久しぶりに行ったS先生のフリー外来は
相変わらずの混みぶり。
朝診察券を渡すと、
午後何時に戻ってくればいいか教えてくれる。
今までは受付のひとたちの経験に基づく感覚で判断しており、
「3時ごろまでに戻って来て」と言われても
そっからさらに2~3時間待つのがザラだったんだけど、
より待ち時間を少なくするためだろう。
こまかい表ができてた。
渡された番号札が5人刻みで割り振られ、
30分刻みで「戻ってきてね時間」が書かれてる。
最後のひと、21時とかじゃないすか…。
先生、診察時間の上限決めないで、
診るだけ全部診るんだね…。
これがS先生のフリー外来。
とにかく人気はうなぎのぼり。
久しぶりに会った先生は相変わらず元気。
3つくらいの診察室を行ったり来たりで同時進行。
でもそれぞれの患者さんに「忙しいからやっつけだなあ」と
一切思わせないのが、人気の秘密なんだよな…。
「おっ、久しぶりじゃない。
どうしたの、何かおしとやかになったね」
いや、多分服のせいで、たまたまです…。
「前は、ワイルドゆうなって感じだったけど!」
いや、あんま変わってません…。
そして先生に、1年経ってもⅢaなことなどを告げる。
「前回診てくれた先生は何だって?」
「治ってないんじゃない?て言われました…」
「あそう。それ、大丈夫だから!理由は後で説明するね」
先生、会って数秒でいきなりなんか安心の断言(/TДT)/ウレシイ
で、内診しながら説明してくれたのは以下の通り。
HPVというのはヒトパピローマウイルスが原因で起こるのだけど、
円錐切除というのは、そいつが悪さをした部分(異形成の部分)を切る。
でも、ウィルス自体が消滅したわけではない。
そのあたりにうろうろしてる場合もある。
それでクラスⅢが出たりする。
だからといってそれが異形成とは限らないし、
僕が毎年何百人と円錐切除していて、
術後にまた異形成で再度とらなきゃいけなくなる人なんて
ほとんどいないんだから大丈夫。
でもいちおう、組織を取ってくれた。
「でも先生、あたしのウイルス16番(最悪のヤツ)なんですけど…」
「関係ないよ。いま僕が異形成が分かるカメラで
診ながら取ってるから大丈夫。
結果も郵送でいいよ。聞きにこなくていい。
僕が大丈夫って言ってるんだから大丈夫!」
相変わらず超自信まんまんの断言 笑
「そのほとんどいないケースにあたしが入ってる可能性は?」なんて
聞くひまを与えなかった…笑
診断が終わる頃には
結果はまだ何も出てないのに
キモチすっきり
「あー元気でた。やっぱS先生がいいやーー」
「◎◎(ある大学病院名 笑)から来た患者さんとかに
よくそう言われるよ(^▽^)」
先生、得意げ! 笑
「それは心配ですね…どうしたんだろう。
○○のおそれがあるかもしれないですね」
そう言ってくれるお医者さんが好きな人もいるかもしれん。
そういう人にはこのS先生の自信はイヤかもしれない。
これで結果が悪かったりしたら
「大丈夫って言ったのに何よ!!」となる人もいると思う。
でも、自分のからだの内部のことは、
どの先生に何を言ってもらったとしても、
すでになるようになっちまってることだ。
だったら、その結果が出るまでの時間、
「心配だな」オーラを共に分け合うか、
「大丈夫、大丈夫」と鼻歌で過ごすかだ。
それのどっちが自分にイイか。
おいらはもう、後者でいきたい!
心配してると、免疫力も落ちて
ウイルスが活躍しそうだしね 笑
もし結果がよろしくなくても、
その時はスパッと次の対策を
出してくれるし、別に心配なし。
からだのことに関しては特に
「何で、どうして」より
「で、どうすっか」に目を向けねえとと思いました。
というわけで結果待ちでも気持ちがかるーくなった私でした。
そしてやっと、ほんとにやっと、
火曜日(28日)に病院からこのS先生のしてくれた
検査結果が郵便でやってきた!
いつも2週間で届くのに、
1ヶ月も待つなんて初めてだから
またドキドキしちゃったよオイ!
結果は、
細胞診……Ⅱ
組織診……上皮の異状・軽度
次は6ヶ月後の検診で良し!!
わーーーい
やったああああ
術後1年で初めて「まあ安全域」に入ったぞ!!
ああホッとした。
常に外気にさらされているからだの表面と違い、
あの場所は想像以上に傷口の治癒が遅いんだなあ。
わたしは特に人よりかな~~り遅かったみたい。
それに関しては理由など先生に聞いたんだけど、
それは後日アメンバーでアップするわ!
やっと、完治に向けて歩き出した私のからだ。
たいせつにしていかねばと思います♪