「ミルノのぼうけん」のこと。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。

そういえば、ブログを書いてない間に、

大きなリリースがありました。

「えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん」という知育アプリの
童謡の振付をやっていることはずっとお伝えしていますが、
そこの童話の方のリライトもこれまで地味にやっていたのです。


その中から特別プロジェクト的に飛び出したのが
タレント・千秋さんプロデュースの童話
「ミルノのぼうけん」です。


わたくし、千秋さんの思いと原案アイデアをたくさんうかがって
それを童話というかたちにするお仕事をしました。


夏に行われた制作発表会です。

発表会

トーク

2ショット


ここで千秋さんと一緒に映っているのは、
じゃじゃじゃじゃんを制作している
FORii(フォーリー)株式会社の代表・白田氏。

彼とわたしは、ネットプライス創業時に
一緒に席を並べて働いていた戦友です。

デザイナーの彼とライターの私、
どちらもナイフみたいにとがっては触るもの皆傷つけたり(笑)
全然おうちに帰れないで机の下をねぐらにしている白田氏に
見るに見かねてパンツを買ってきてあげたこともありました。

彼はその後サイバーエージェントなどで
ピグなどの開発、展開に関わっていたのですが、
数年前、ベーチェット病という難病にかかりました。
EXILEのMATSUさんも、この病とたたかっていますね。

いまはとても元気にしているのですが、
原因が不明なので、本当に皆で心配し、
彼自身、とても苦しんでいたと思います。


その時、思ったそうです。

「人のいのちに直接かかわる仕事をしよう」と。

東日本大震災があったのも、大きかったそうです。

人のいのちや、未来に直接関わる仕事。
ネット業界で長く経験を積んだ彼にとって
それは「こどもに関するあたらしい仕事」でした。

未来に歩いていくこどもたちが元気に楽しく育つためにと
知育アプリ「えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん」を
世に出して、今に至ります。


そして一方の千秋さん。
記者会見で言ってました。
「私の家は学歴一家なので、そこに載らない私は
 いかにそれ以外で成長するかを考えた」と。

千秋さんがお話のアイデアを語ってくれる時、
とにかくおっしゃっていたのが

「主人公はお姫さまなんだけど、そのちからを使わないで
 自分のちからで何かを解決していく女の子にしたい」ということでした。

「蝶よ花よじゃない、誰かに幸せにしてもらうのじゃないお姫さま。
 親の知らないところで、自分で何かを見つけて成長していく物語がいい」と。

これが、千秋さん自身のコアを成す部分であり、
お子さんにもその思いをたくさん持ってらっしゃるのだろうなと思います。

そしてわたしもそういう女の子が、だいすきです。

というわけで、その思いをふんだんに盛り込んでできたのが
「ミルノのぼうけん ~たいせつないちごのゆびわ~」です。

わたしにとっても、だいじな作品です。


もちろん、ちいさいお子さん向けなので
お話は楽しく易しくシンプルだし、
途中に歌もあるので、親子で楽しめますよ。

こちらが特設ページ。ここからダウンロードできます。
★ミルノのぼうけん(紹介動画もあり)

そして「じゃじゃじゃじゃん」のほうも、
童謡の新曲がどんどんリリースされてますから
ぜひダウンロードしてみてくださいね。
★Youtubeのお試し動画集はこちら