どこまで秘密。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。



男女でも同性同士でもいいんだけど
もし、誰かと自分とのあいだに何らかの「秘密」があるとして

私だったらその「秘密」の事象そのものを秘めとけばよくて
相手との関係自体はオープンにしときゃいいじゃん♪とか思うんだが


その「秘密」のオーラがにじみ出ないように
相手の存在そのものを丸ごと「秘密」にしたい、という考え方が
世の中にはあると知ってふうーんて思った。

自分にはその考え方はないからだ。


秘密の外枠が大きければ大きいほど
日々の暮らしがややこしくなる、
と私は思ってしまうのだが
「余計なことは見せない喋らない」のほうが
楽なひとも多いのだろう。


そしてそれは特に男という生き物に
顕著な、繊細で臆病な傾向なのかもしれない。

そして肝心な「秘密」以外は堂々としていて
周囲には絶対悟らせない狡さと図々しさがあるのは、
特に女という生き物の図太さであり、
肝の据わりなのかもしれないね。



今の私には残念ながら何の秘め事もないけど
「秘密」に関する範囲は人それぞれなのだなと
ふと思ったのであった。