こちらにも載せておきますねん。
なんか、女子からの色々な相談は
このケースが多かったりするので。
★はじめのひとこと★
春だから、たまには恋愛について書きましょうか。
恋について悩む若い女の子の話を聞くとよく出てくるフレーズが
「この先こんなにひとを好きになれないと思う」
「このひと以上に素敵なひとはいないから」
…だからその恋が幸せでなくてもそこにすがってしまう、他に踏み切れないと。
このケースはすごく多くて、聞いてる側としてはそう決めてしまうほど
1人のひとを愛せるというのは素晴らしいことだと思うのだけど、
それで思考停止になって現在のつらい状況から抜け出すのを
あきらめるというのは悲しすぎるなと思うのです。
酸いも甘いも噛み分けた読者の皆さんならご存知でしょう。
「ああ、好き!」という熱病のような思いは、
一時の幻であり快楽であるということを。
心に固く誓う「唯一無二」も「永遠」も、
意外と簡単に次に明け渡せるものであるということを。
私もありましたな。失った恋の苦しみで
「もうこんなひとは私の人生に登場しないだろう」と悶絶したけど、
結局ぜんぜん違うタイプのニューフェイスが登場して
「あの時の苦しみって何だったんだアハハ~」みたいなこと(笑)
神さまというのはそう簡単に択一を迫らない。
恋愛に限らず、何にだって「次」があるんですよ。
だからもっと楽観すればいい。
そして、目に入っていなかった「周りのすべて」を見渡せばいい。
「次の相手」という意味でも、「恋愛以外の充実がある」という意味でも、
あなたの周囲には思うよりずっと多くの希望の光が満ちている。
それを知らなきゃもったいない。
猛烈に「好きだ!」と思う瞬間や
「この人しかいない!」という確信は、
確かにその時の真実。
だけどそれは決してたったひとつの「結論」でも
「ゴール」でもないんだよ。
/広野ゆうな