置いてきたものたちを集める。(または私の構成要素) | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。



不思議なことに、年齢を経ていくほどに
「昔に返る」感じがある。


近年のことでいえば、私はコピーライター、
ダンサー、IT企業でライター、と変遷してるのだが
今になって広告コピーで培ったものを駆使したり人に伝えたり
ダンスの経験が役に立って知育アプリで振り付けをしたり。



そして「将来なりたい職業」として私が
子供の頃に考えたものが「絵本作家」だったのだが
それは長い長い間忘れて一切の興味なく過ごしてたのが
この年になってむらむらとそこへの思いが湧きあがっている。



さらにブログで好き勝手書いたこと(悩みとか恋愛とか)で
読者の方々とやりとりする中で培ったもの、気付いたことが
私の「誰を喜ばせたいか、どう勇気づけたいか」みたいな土台
(おこがましいけども)になっている。



もういいや、とか、才能ねーから、とか
それもうないやろ、と思って放置したものが
ちゃんと残っててふとした時に「こんにちは」という。



みんなが素晴らしい経歴を重ねたり
新しい挑戦をしているのをSNSで眺めていると、
とても羨ましいしとても焦るし、
自分はすべてをちょっとずつ齧ってるだけで、
深いものが何ひとつ無いなと思うのだが


「今まで置いてきた色んなもの」がおそらく
私の構成要素で、それがミックスしているところが
私の独自性であり強みであるのかもしれない。


というか、勝手にそう思えばいいのだなと思った。



飽きっぽくて根性なしで営業手腕ゼロだから
生業に追われるままになんとなしに過ごしてきたけど
きっとこの14年続けている今の仕事も、私の核ではあるのだ。



ことば。踊り。インターネット。絵本。
一切まとまらないけど、
これらを集めて、私のしごとにしていこう。
「ひとつにはまとまらないんだけど、色々やるよ」
ということで、串刺すものをさがしている。


(そんなもん、さがさなくていいのかもしれないけど 笑)