デリハルその2 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


備忘録的に。

■2/6(水) 立川談春独演会「デリバリー談春」@浅草公会堂

運よく当たって練馬文化センターに続き、2回めのデリハル。
前回は、翌日が大雪。この日も雪の予報で、春がつくのに嵐を呼ぶ男か。

ちょっと早めに着いて浅草散策、と思ったら、浅草の終了は早かった。

仲見世

5時半でこれだよ

それでもダッシュで徳太楼に行ってきんつばと赤飯をゲット。
伝通院通りの昭和な純喫茶でやけどするほど熱いコーヒーを飲んで会場へ。

のぼり


★前座「寄合酒」 立川春吾
そつなさすぎてちょっと面白くなかったな。
こないだのデリハルの時のこはるさんの方がすき。

★「二階ぞめき」 談春
吉原狂いの若旦那のために、家の二階に吉原をこさえて
「こうすれば若旦那も出歩かないだろう」って、こういう
シュールなとこが落語のすてきなところ。
若旦那のひとり妄想芝居がバカバカしくて面白い。

~仲入り~

★「明烏」 談春
今度は逆に真面目一方の若旦那に少し世知をつけたいと
「お稲荷さんのお篭り」だと騙して吉原に連れてく噺。
談春さんは町内の札付きのワル二人組に焦点を当てていて、最後まで爆笑。
花魁がしんみり独り語りする談笑さんの「明烏」とはまるで違うのも面白い。

安定の、どっしりした、でもアナーキーな、面白さなのでした。


演目


浅草公会堂の前には有名人の手形がずらり。
ちょうど団十郎が亡くなったばかりだったので、これを探した。


団十郎


仲見世の黒こしょう煎餅と、徳太楼のきんつば&お赤飯。

みやげ

徳太楼のきんつばって何であんなに美味いんだろう。赤飯もしっとり柔らかで!

きんつば


今度またゆっくり、「ひとり浅草」やりたい。