女の健康法 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。



私が本&メルマガともに愛読している
臨床家の若林理砂さんのメルマガからの抜粋記事。

「女の体を、脅すな《生理用ナプキンの真実》」


健やかになろうとする動きはもちろん悪いことじゃなくて、
何も考えないで過ごすより全然いいんだけど、
「化学は悪、自然であらねば害悪があなたに及ぶ」
という脅しまがいの健康法がちまたに溢れているのも事実。

それらはみんな、一見とても親切な顔をしているからこわい。


もちろんその自然な健康法が間違ってるというわけじゃなく、
布ナプキンのようにメリットもちゃんとあるのだけど、

「これをしてない人はこういうふうになる」
「昔の女の人はみんなこうできたのに今は…」
みたいな決めつけは、あんまり鵜呑みにしちゃいけないよなと確かに思うのだ。

(落語だの時代劇だのにハマッてつくづく分かるけど、
 昔の女の人の方がいまよりグッと薄着で冷える環境だよなー)


冷えとりとか子宮あたためとか足もみとか、
わたしもいろんな健康法の本を流行り的に読んでるけど
「これ、言いすぎちゃうんか(笑)」という部分は完全スルーして
自分にしっくりくる部分だけを拝借することにしてる。

いまちまたで評判の某おばあちゃんの食事の本には
「こんな乱れた食生活をしてるから、
 女が男まさりに外に働きに出たくなるんだ」
って堂々と書いてあってびっくりした(笑)


取捨選択のポイントは、
これじゃ明らかに暮らしにくいな、と思うものはスルーし、
何かをひどく攻撃している部分は疑ってかかる、という感じ。

読み終わったあと何となく「おっしゃ!」って元気になるか、
「うーむ大変…」と気が重くなるか、そこだと思う。


出産とか子育てについてもそういうのがたくさんありそうだな。

おのれが信じる道がはっきりあるひとは別にしても、
女性のみなさん、「自然」と「健康」は無理せず楽しみつつやるようにして、
あまり変に呪縛にはかからないようにしよう。ね。