ふうらいでポテン | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


久々に(※1週間以上あくと久々)本屋に行ったら
マンガが個人的収穫祭であった。

3冊


もともと買いに行ったのが「めしばな刑事タチバナ」
(kimimatsuさん教えてくれてありがとう!)
他のマンガと同じ週刊連載のはずなのに、早い。
新巻が出るのが異様に早すぎる。

今回の「炭酸コーヒー」ネタや「激辛ブーム」ネタ、
JAZZ'IN好きでコイケヤ原理主義にしてカラムーチョ信者の私にはツボだった。


それと、昨年の「このマンガを読め!」の男性部門1位に輝いた
「ブラック・ジャック制作秘話」の2巻が出ていて驚いた。
あれはあれで完結したと思っていたので、まさ続篇があるとは。
手塚治虫氏のエピソードは1巻じゃおさまらないということだろう。
今回も、壮絶かつ天才なエピソード盛りだくさん。


そして「何か気になるから…とりあえず1巻だけ買おう」
読んでみたらかなりのヒットだったのが「ふうらい姉妹」。

ベスト(残念な)姉妹・オブ・THE・ワールド。
天に二物を与えられなかった、残念な姉・れい子、
その姉に似てると言わざるを得ない、勿体ない妹・しおり。
姉妹ふたりの、驚きと失笑と姉妹愛に満ちた毎日!(アマゾンより)

4コマ漫画なんだけど、この2人のやりとりが
おもしろすぎて何度か「ハハッ!」と声が出た。

(作者の)言葉の選び方がいちいち心憎い。
妹の丁寧すぎる言葉づかいのツッコミが特に好き。

これは2巻の購入決定。


ポテン


そういえば先日まったく同じ作戦(とりあえず1巻だけ買う)
試しに買ってみた「ポテン生活」がこれもじわっとヒットで、
最近こういう「シュールギャグ」というか「懐かしの不条理系」というか
そういうマンガ、しかも4コマが面白かった記憶が久しいので
(榎本俊二や新井理恵以来か…)なんかうれしい。

不条理系って、ただ不思議でふざけてればいいってもんじゃなくて、
頭の良さと言葉選びのするどさがある程度ないと
面白いものは描けないと思うのだ。




長崎 ライチ
エンターブレイン