年と靴下は重ねたほうが勝ち | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


「冷えとり」ということばが最近美容のキーワードですな


冷えとりについての本も立ち読みしてみたけど、
確かに「正しい」ことは書いてある。しかし
それをそのまま実践するとファッションと美味しいものあれこれを
たいがいあきらめて生きねばならない勢いで(笑)

ただ、特に女性は子宮のためにも将来のためにも
身体を冷やしてはいけないというのだけは動かしようのない真実。
もちろん、男性もなんだけど。

というわけで、「冷えとり」ブームの中で
いちばん興味をそそられた「靴下を4枚重ねする」という作戦に
乗っかっている最中。

きっかけは、私がいつも参考にさせて頂いてる
この方のブログ記事より。

そうなのか。ちまたにはさまざまな4枚重ね靴下が売られているのか。
それにしても、びっくりするほど高いものが多いんだね。

というわけで昨年秋に、「だんぜん安い」という理由で

4枚かさね

ラインナップ


この4枚を、右から順に重ねばきしていくのだ。
、綿、、綿、と交互になっている。
絹は毒素を吸って外に排出する働きがあるとか。
それを綿が受け止める感じなんだろう。
そして、最初の2枚は5本指ソックスになっている。
洗って干したあとに撮影したのでヨレッヨレですいません…。

色ライン


こういうふうに内側に色ラインがあるので、
どれがどれだかの区別はつくようになっている。

はいたとこ


はくとこんな感じ。
分かりやすいようにずらしてみたけど、
実際は全部同じ丈です。

(それにしてもるぅさんのブログと比べてわたしの画像のそそらなさといったら半端ない)

「靴下って4枚もはけるもんなの!?」
驚くと思うけど、これは重ねばき専用なので
そもそもが締め付けず、ゴムのところもゆるーくつくられているので
特に何の違和感もなくてらくちんである。


そして本当に、暖かい。

一枚一枚はペラッペラなのだけど
それをミルフィーユさながらに重ねていくので、
空気の層があいだにはさまるかのように、ぬくぬくが蓄えられていく。
素足に接する部分が、夏すずしく冬あたたかい絹だというのもいいのだろう。

おかげで極寒にならないうちは足が暑くて、
これではとても眠れなかった。

いまはこれで眠ると快適である。


「…つうかこれなら、市販のふわふわぬくぬくな手触りの厚手靴下で充分では?」
一度そう思って、家にあったふわもこ靴下にはきかえてみた。


…比べたら、寒いと感じた。

ふわもこは確かに厚手だが、素足そのものとの密着度が甘く、
中に空洞が生まれていまう分、4枚重ねよりは暖かさが減るのであった。

おそるべし4枚重ね。


ただし、致命的欠点がある。

すでにご想像の通り、


は く の め ん ど く せ え 。


特に最初にはく5本指の2枚がめんどくさい。
いちど脱いだら、再びはくのがやっかいである。

だから普段は、5本指じゃない最後の2枚だけはいてたりする(笑)


そして、冷えとりの基本はこの4枚重ねを
「1日中はいていること」なのだが
それは到底、わたしには無理である。

足が膨れるためにムートンブーツ以外の靴ははけないし、
私はこれはいてものすごく歩く日々を何日か送ってみたら、
いちばん外側の黒い靴下に見事に大穴があいた。

「悪いものが出ると靴下に穴があく」とか、某冷えとり本に書いてあったが、
これは違うだろう。単に性質上、耐久性がいまいちだから
酷使するともたないのだろう。 (製品が悪いというわけではなく、
冷えとりのためにつくられたもので、歩くためにつくられてないと思う)


というわけで、わたしの場合はおもに室内ばきとして利用してる。


しかしきちんとこれを24時間はいていれば、
冷えからはどんどん遠ざかるはずである。

私も昔から薄着自慢で、「冬でも生足」が身上だったが
冷えは本当に子宮を直撃して、30過ぎるといろんな不具合が出るんだよね。


ちなみに靴下以外の冷えとりらしきことで私がやっているのは、
相変わらずの黒陽茶+金時しょうが末、
そして最近加えたこれまた玄米黒焼きのお茶「活茶」、
そしてせんねん灸。

でも何より冷えにきくのは「運動」だね…。

週に3回以上、へろへろになるまで運動する習慣をつけると、
錆びて止まってたからだのエンジンがフル回転するので冷えにくくなる。

ダンスしてたときは真冬でも室内で裸足で平気だったし。

というわけで、室内は4枚重ね(2枚重ねの日も多し 笑)、
あとはジムでせっせと運動、の日々を送っているのであります。