80年代の男 | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。

私の人生のうちで「雷に打たれたように恋に落ちた」ということは
ただ一度しかなく、それは本当に瞬殺と言っていいほどのひと目惚れだった。


その相手はこの人





まさにこの衣装、この曲で登場した、デビューしたての彼であったよ。
まだちっともブレイクしてなかったけど、この並外れた小柄さ、
ぴょんぴょん跳ねてるのにやけに色っぽい独特の動き、変な髪型(笑)、
口をちょっと曲げて歌う不良っぽさ、そのすべてに「これはヤバい」と撃沈した。
そこから、一世風靡セピアとマイケル・ジャクソンに取って代わられるまで、
私の心のど真ん中に君臨し続けた。

私のチビ好き、ヤンキー好きはここからスタートしたのだ
ああ、今みてもドキドキする!

おととしの氣志團との対バンで、前から2列めセンターという至高の位置で
85年の西武球場以来の生フミヤを観たのだが、それでもやっぱり私にとっては
「フミヤ」ではなく永遠に「郁弥」。


で、リアルタイムでは我々世代でのどまんなかアイドルであったにも関わらず
特に興味はなかったのだけど、大人になってから好きになり、
最近氣志團万博で観て以来、いっそうファンになったこの人。
「ヨハコマチーク」とこの歌がだいすきです




あきらかにチェッカーズに影響された衣装が可愛い。
いかにもこの時代らしいダンスもいいね。


昔に戻りたい、と思うことは人生ほぼないのだけど、
さいきんこういうのを観返すと、ああ80年代に戻りたいなあとしみじみ思うのです。