2011.2.14 泉岳寺詣 | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。

毎年恒例だし同じ景色だしで、

皆さんがいちミリも興味がないけども記録として残すためアプしますスイマセン


きのうの義士祭の夜フォトログです



広野ゆうなのフーテンひぐらし-駅看板


泉岳寺駅は当たり前だけど忠臣蔵押しで、1/2のドラマのポスターもでかでかと



広野ゆうなのフーテンひぐらし-いりぐち   広野ゆうなのフーテンひぐらし-山門


いつもは会社から仕事終えて駆けつけてたけど、今年は高崎帰りに行ったため、

17:30頃という早い時間に行けました。

だから縁日も大賑わい中で、客層が子供とかわんさか



広野ゆうなのフーテンひぐらし-やきそば   広野ゆうなのフーテンひぐらし-行列


会社で仕事してるライター・マツが来たがっていたので連絡したら駆けつけてきた。

屋台のやきそばが食いたくて仕方なかったので、富士宮やきそばを買う。

石段に腰掛けて焼きそばを半分こして食ってるとまるで金のない高校生デートだ!


目の前で中学生らしき男子と女子それぞれのグループが

「何よもー」「何だよー、オイ、いじめてやろうぜ」とか言い合っていて、

ああこういうお祭りの日って、会ったら憎まれ口だけど実は会えたのうれしくて仕方ないんだよね…とか

甘酸っぱいきもちになる。


ちなみに富士宮やきそばは大変おいしかった。


そして四十七士の墓所に向かうと案の定、行列。



広野ゆうなのフーテンひぐらし-墓前   広野ゆうなのフーテンひぐらし-墓前2


毎年、行列していると前か後ろに忠臣蔵ヲタクの男性がいて、連れにえんえんと語っている。

そしてやっぱり毎年、もうもうと立ち上る線香の煙でソフトフォーカス効果。



広野ゆうなのフーテンひぐらし-買う   広野ゆうなのフーテンひぐらし-みやげ

で、今年はじめて買ったのがこのお守り。

摩利支天というのが大石内蔵助の守り本尊らしく、

彼は討ち入り当日、髷の中にその摩利支天のお守りを仕込んでいたそうだ。


摩利支天はとにかく勝負事につよい神様だということと、

内蔵助が見事大願を成就したこともあってこの「勝守」を売り出している。


わたしのぶんと、マーのぶん買いました。



広野ゆうなのフーテンひぐらし-キティ


そして去年買った「はろうきてぃの忠臣蔵」クリアファイルに続き、

ふだん一切興味のないリボン猫ストラップにつられた。


当然ながら内蔵助は売り切れだったので、

いかにも忠臣蔵の一場面だと分かりやすい浅野内匠頭と、

わたしのいちばんお気に入りの義士・堀部安兵衛を買った。


…つもりだったが、家に帰ってよく見てみたら、堀部は堀部でも

安兵衛のオヤジ殿である弥兵衛(77)のストラップだった。

なんと初歩的なまつがいをしてしまったのだ。

まあリボン猫の顔は同じだけど。


ちなみにこのストラップを選んでる最中、横でおなじように選んでる女子が

電話で妹らしき人に聞いていた。


「で、どれがほしいわけ?主税?主税うりきれ!…あ、いまお店の人が持ってきてくれたわ。

 あと誰?磯貝?え、岡野も?そんなに買うの?自分のお金出してよー」


マツが帰りがけにつぶやいたのを思い出した。

「けっきょくこのファンの熱気って、AKBじゃないですか」


そうだよ、そのとおりだよ、だから去年のブログのタイトルは「AKR47」じゃないか。

それぞれに推しメンがいるんだよ。神7に匹敵する人気義士もいるんだよ。



300年経っても消えないブーム。