もう昨日から忠臣蔵の記事ばっかで食傷気味の皆さんにトドメ
昨夜の泉岳寺詣の記録です。
去年から「せっかく会社近いんだし」というわけで始めた12月14日義士祭の泉岳寺詣。
今年はライターマツとたろうちゃんという2人の若者を無理やり拉致。
忠臣蔵のそもそものストーリーもろくすっぽ知らない2人をタクシーに押し込めて泉岳寺へ。
これが世に言うパワハラでは
8時半すぎに会社を出、去年より30分以上早く着いたので、
まだまだ屋台にもみやげもの屋にも勢いが。
好奇心旺盛な若者ふたりは、活気づくみやげもの屋で
ものめずらしそうにあれこれ物色しておりました。
18日から公開される「最後の忠臣蔵」を配給会社が懸命に宣伝するブースなどを抜け、
四十七士の墓所へ。
今年も100円で100本ひとまとめの線香をゲットし、行列に並びます。
今年は義士会の中にやる気まんまんのおじさまがひとりおり、
待っている間もお線香をあげる間も、折りに触れ義士のエピソードなどを
話してくれたので、飽きずに回れました。
さらに待っている間、
「で、そもそも忠臣蔵の話って何なんすか」と問う
ド素人のマツとたろうちゃんに基本ストーリーを語る俺。
何しろ48人ぶんの墓プラス殿様の墓もあるから線香あげるだけでひと苦労
今年も線香の暴力的な煙の中、無事にお参り完了。
(そういえばおじさんが言うてたけど、大石内蔵助の息子・大石主税のお墓に参ると
良縁に恵まれるという言い伝えがあるらしいっスよ女子の皆さん!)
その後、全身もうれつに線香くさいまま坐ワタに移動して、
合流してくれたデザイナーのメンツにも
「忠臣蔵・涙涙のエピソード集」を得意げに語って聞かせる俺。
私の誕生日祝いということで集まってくれた後輩たちだけど、
振り返ってみたらなんか「上司のオッサンの趣味につきあわされた若者たち」
みたいな図式になってた!やばス!ごめんね。
今年の泉岳寺みやげ。
本来サンリオのリボン猫にも舞浜の鼠にも興味がない私だが、
このクリアファイルにはやられた
こちらはスゴイぞ。義士会推奨・忠臣蔵絵本だ!
題して「The 47Black Cats "SAMURAI CLASH!"」
将軍綱吉は文字通りの犬、
吉良上野介は灰色猫、
そして赤穂の侍たちはみな黒猫として描かれている。
中の日本語にはすべてふりがなつきで子供も読める。
そして何と、英語とフランス語訳もついていてグローバル!
「今こそ殿のご無念を晴らすとき!皆の者、ゆくぞ!」
という重々しいセリフも、英語になれば
「It's time to avenge our master. Hey guys, let's go!」
とまるで飛行機に乗ったトム・クルーズあたりが言いそうなセリフに。
「お覚悟!」が「We ask for your life!」という訳になるとはなるほどな…。
ちょびっと若者への普及も出来て、
みんなも「いちどちゃんとドラマ観てみたい」というてたし、
たのしい1日となりました!