権利や義務ではないけれど。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。



もっか、ゆくえが気になるマンガNo.1の「にこたま」。

セリフがいちいちよくて、読み返すたびに何か気づいたりします。



話の本筋とは違うけど、
主人公あっちゃんの女友達との会話がかーなーりツボ。


しみじみと面白すぎて、
ああ、こういう会話する友達ほしいかも、と。





そんな中で、ぐっときたセリフ。



あっちゃんの彼・コーへー君はたった一度の浮気をしたんだけど、
それについて女友達に話したときのこと。



夫婦同然に長く同棲しているあっちゃんだけど、
今度のことでふと弱気になってこんなことを言う。



「あのさ
 人の心ってそもそも自由なものだよね?


 あたしたちは自由な意思と選択によって一緒にいるけど
 別に契約や約束をしたわけじゃゃないし


 あたしが怒ったり妨げたりする権利って
 そもそもないんだよなあって…」



自分のことなのに、ずいぶんオトナな意見。

コーへー君をかばってもいるのだろう。


だけどそこで女友達があっちゃんに問う。



「でもあっちゃん、かなしくなかった?」


「……かなしかったよ」と答えるあっちゃん。



すると女友達は言うのだ。




「一緒にいる大事な相手を
 不愉快にさせたり悲しませないっていうのは
 ルールじゃなくてマナーとモラルだよ



 約束や契約がなくても
 信頼があるなら それ破っちゃだめだよ」




そうだよな…。


こういうことが起きたとき、
理由ってお互いに色々つけられるし
いろんなもののせいにできるんだけど、


結局
こういうことだよね


これが基本の軸よね




逆に言えば、相手にとって自分が
「信頼のある」「大事な相手」かどうかは
おのれでキッチリ見極めなければいけないのだよ 笑
加藤ミリヤの「WHY」という歌みたくならないようにね。


(チームいばらの最もダメな例を切々と歌っちまってる歌です…)




ちなみにこのセリフを言った「唯一のミセス」である女友達は
他にもこんな名言を残しています。




「でもホント
 仕事と自慰は大事だと思うわ~
 女性も


 その上にケッコンとかセックスとか盛りあわせるのが
 あらまほしき姿っていうか~~~」




パチパチ☆ヘ(゚∀゚*)ノ

ふかすぎる




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