「あのさあ!明日何時から?」
「16時半開場、17時式スタートだよ」
「んなこと聞いてんじゃねーよ!明日何時から飲むかって聞いてんだ」
「……と、おっしゃいますと…(°д°;)」
上海から帰国してテンション高いアラタから
かかってきたこの電話で始まった、
デザイナーRayと元社員のすみ子(※あだ名です)の挙式日。
なぜか14時集合、
ライオンでがっつりジョッキをあおるメンバーはほろ酔いで会場に登場!
なぜそんな必要かあったのか今でも不明!
会場は新宿・若松河田町にある「旧小笠原伯爵邸」。
洋風のお屋敷の中での、人前結婚式です♪
挙式はお庭で!
「和」というテーマを掲げた2人、和装で登場。
実は過去何度も演った社員総会での有志出し物で、
Rayは唯一、皆勤出演を果たしている男。
イケメンだけど本来シャイだったはずのRayは、
この皆勤出演のせいですっかり「舞台慣れしてる男」に変貌!
この挙式での入場から立ち振る舞いに至るまでその余裕が感じられて、
みんなが「アイツとことん楽しそうだな…!」
誓いの言葉を読み上げる新郎新婦。
途端に涙で声をつまらせた新婦を見つめる新郎のまなざしが
あまりにも慈愛に満ちていて優しく、全員ぐっとくる。
式開始早々、泣いたメンツ多し(含・オレ)。
特に男子社員の多くが「俺もああなりたい」と感動したらしい!
指輪交換後のお披露目。
この指輪も、独特のカラーと模様のもので、
2人のこだわりが感じられました。
その後は邸内や庭で、ピンチョススタイルのお料理が供され、
特に決まった座席がない立食式なので、みんな自由に歩き回りトーク♪
2人のプロフィールVTRは、
わが社のタッチーの旦那様(現役テレビマン)による力作。
幼少期からの写真に始まり、入籍(式当日でした)のため役所前に来たところまで。
ところがそこで、婚姻届が何者かに盗まれてることが発覚、
1時間のリミットの間に2人の想い出の場所を次々とめぐってキーワードを集め、
婚姻届のありかを見つけねばいけないという一大スペクタクルに!
いやあ、さすがプロ。
これで立派にひとつの番組でしたわ…!
新郎新婦と、わが社のバイヤー陣(当時)。
新婦のすみ子は、バイヤーだったのよん♪
雰囲気あるお屋敷フルに使って、
石づくりの階段から降りてくるお色直しした2人。
沢尻エリカのような大輪のヘッドアクセが素敵~
れいとの恋愛が穏やかに深く続いてゆくにつれ、
すみ子はどんどんスリムに美しくなっていったのよねえ。
この日はその集大成というべく、とてもキレイだったなあ。
最後に我々が極秘でつくったVTRが流れたのだけど、
事前準備が押しすぎて、撮って編集してくれたI原さん以外は
誰も完成形を観ていなかったため、ドキドキしつつ鑑賞。
すごくよかったわー。
自分で企画してつくったくせに、泣けたわ!
(このVTR撮影についてはまた後日、記事にします☆)
Rayと私は長い長い間、
いちばん仕事でタッグを組んでおり、
言いたいやりたい放題かつ感情的な私に対し、
グチも文句も言わずコツコツと、
でもきっちりした自分のビジョンとセンスをもって、
彼独自のやり方でアウトプットをつくってくれる彼の存在は
何とありがたいことかといつも思っている。
まさに「戦友」と呼ぶにふさわしい男で、
その思いをこめてVTRをつくりましたよ。
もとバイヤーと、現デザイナーの夫婦。
さまざまな折衝およびモノ集め、値段の交渉に強力な粘りとゴリ押しのできる新婦(笑)、
そしてさまざまなツールのデザインにこだわりまくる新郎のタッグは最強だったらしい。
「ゆうなさんとこもそうだけど、バイヤーとクリエイターのコンビって強いよね(笑)」
たしかにそうでした、自分ときも!笑
引き出物は曲物うるしの器。これすてきなのよー
こちらももちろん、プランの中からの選択をはねのけて、
2人が探しまくって選んだもの。
そしてRayがロゴからデザインした式次第の冊子。
まじめで誠実だけど仕事ではイケイケのRay、
人なつこくて太陽みたいな笑顔でみんなを癒せるすみ子、
どうかこの日のキモチを忘れず、ずっとずっとしあわせにね
…え?私のドレス?
あの、こういうときことごとく写真を忘れて喋りまくるタチなので
自分の写真なぞ一枚も撮ってないのですが、かろうじて
同僚のカメラの中にあった一枚を。
左端が私、となりがマーです。
まるで異国の人です。
ちなみにこの6人、「社内結婚の3組」なんですよ。
なぜか整列させられて写真を撮られました 笑
2009~2010に結婚した新米夫婦たちです(^▽^;)