先日、アラフォーの友人が
「婦人科検診を受けないとと思うけど何か怖い~」というので、
てめぇアラフォーにもなってカマトトぶんな
と説教
最近、私のところに個別で
「検診で異形成の診断が出たから、先生や病院を教えて欲しい」
というメッセージを送ってくる女性がたくさんいます。
「子宮頸がん」の記事をアプしてから、
ぱらぱらと断続的にそういう方はいたのですが、
ここんとこ連続してとみに増えている感じです。マジで。
広野個人のところに勇気出して聞きにくるひとでこれだけいるってことは、
一般ではものすごい人数なんだろうなあ…とブルブルしています。
なのに世の中的に情報や対策が広まっておらず、かなしい限り。
だから私のところへ質問に来る方は、
とにかく不安で不安でしょうがないかんじ。
その気持ちよーく分かります。
でも、それでもまだ、真剣に取り組むのは
「実際に異形成になってしまった人」のみ。
「自分はならないだろう」とどこか他人事な人も多いし、
「なんか抵抗がある」「なんか面倒」と検診すら受けないコも大勢いる。
では
検査を受けない理由としてよく聞くセリフを片っぱしからバッサリしますよ
「まだ20代だから平気」
→最近の異形成になった人の大増加を考えると、
私は20代から婦人科検診を受けるべしと思います。半年に1度。
これは勝手な分析ですが、20代の方がむしろ30代よりも
性と身体に頓着しない分、心配だしな。
「彼氏いないからorずっとセックスしてないから平気」
→HPV(ヒトパピローマウイルス)は、5年10年潜伏して異形成になるものもある。
現在の性生活だけで考えてはいけないのだ。
このウイルス自体はごくありふれたウイルスなので、
ヴァージンでなければ、正直みんなに可能性はあるのです。
「特定の彼氏としかしてないor結婚・出産したから平気」
→前述の通り、HPVはいつ出るか分からないのでこれも無意味。
他の性病と同様、男性には自覚症状も何もないので、
いまの彼がウイルスを所持していないとは言い切れないし。
結婚、出産の経験者でも異形成になった方も何人か知ってます。
「婦人科検診がイヤ・良くない結果が出たら怖い」
→30過ぎたら内診がイヤか言うことの方が恥ずかしいと思ったほが。
そして、見ないふりをしたまま身体の状態をノーチェックのままに
してる方が、ずーーっと怖いっすよ。
「検診代・ワクチン代が高くて」
→実際に手術したりがんになったりした時の後悔よりもお金が大事…?
国がもっと支援してくれて、助成金をくれるべきだとは私も思うけど、
それ待ってたら何年先になるのやら。
数週間に一度、ネイルや美容院に行くお金よりも、払う必要のあるものだよ。
発がん性ヒトパピローマウイルスは、
性交経験のあるすべての女性の80%が
一生に一度はかかっているそうです。
その中で実際に発症(異形成など)する人がそのうちの一部なだけ。
だから、チェックは誰でも必須なのでつ
古典的な考えではあるけど絶対的に確かなのは
昔より出産年齢がぐいぐい上がっていて
しかも性交経験はどんどん豊富になっていて
そのために昔の女性とは段違いの弊害とリスクを
現代の私たちの身体は負っている、とゆーことだ。
自分の人生だから好きに生きるべきだと当然思うけども、
そのかわりに自分の身体のチェックだけは、怠ってはいけないのだわ。
脅してるわけじゃないのです
…いや、脅しても恫喝してでも行ってほしいのが本音
実際に、検査でクロと出たときのあの、地面がぐわーんと揺れるかんじ
手術した後、果たしてこの先大丈夫なのか…と不安がドッと押し寄せるかんじ
あのかんじを、みんなには絶対味わってほしくないので、
婦人科検診はこまめに、念入りに、ソッコー、行ってね!