いつか 一人ぼっちの夜は明けていくよ | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


こんばんわ。
広野@独身貴族中です。


自分のことはじっくりできるし洗濯物は半分だし
「亭主元気で留守がいい」とまでは言わないけども楽ちん~


そしてなぜかひとりのときの方があれこれ料理をする気になる、意地悪な妻…。


だけどつらつらと再見している「ROCKY」「ROCKYⅡ」 (何度観るつもりか?)
よしもとばななのエッセイなど読んでると、やっぱりパートナーがいる
あたたかみは何よりの安定剤、かつはばたきの原動力だなあと思う次第。


こないだ旦那とあるやりとりがあって、心にひとつ重し(いい意味でのね)
スコンと落ちてきたばかりなので、今回はこちらから連絡とらずとも、
異国の空の下で彼が生き生きと仕事をしているだろうと楽しみに思っています。




昨晩の飲み会では、私だけが先に着いていて
しばらくハラダとサシ飲みだった。


それは素敵なマンションにいるってのに
広い部屋を間接照明で停電中かと思うほどくらーく灯し、
気づくとEXILEのうじうじバラードがBGMとして流れ、
おまけにエアコンが使えなくて部屋は寒く、そんな中で


「俺がいちばんつらくて不幸だと思ってたけど違った。
 ATSUSHIのほうが上だ」
とかつぶやいている。



「ねえハラダ言っていい?…暗い。」


「えっ?この照明慣れてるんだけど…」


「照明じゃなくてアンタだ!

 こんな何もかも考え込みたくなる環境つくるからいけないんだ!
 蛍光灯つけろ!!」



そのあとみんながガヤガヤやってきたので、
一気に下ネタに話がシフトしたからひと安心(?)だったが。



ハラダは自身のブログにも書いてたけど2009年は暗黒の一年で、
夏前に6kgヤセてしまい、つらさを人知れずかみしめ続けていたようだ。


そのパターンはまるで私の2007年の状況と酷似していてびっくり。


いまはまだ痛む胸をかかえてるけど、
これ以上の底はないとあきらめずに頑張っているところ、らしい。



そして彼もまた、あの時期を脱した私が思ったことと同じことを言っていた。


もう二度と思い出したくないくらいつらい年だったけど、
あの経験があったから、いままで自分が他人に対してしてきたこと、
ないがしろにして通り過ぎていたこと、
自分が知らずにもらっていた思いやりとかに気づけて、本当に色々学んだ。


だから、あの経験は、今は必要だったんだとおもう。と。



君にもそれが訪れたんだねえ。
そうなんだよ。
ほんとうにそのとおりなんだよ。



それに気づけたら、もう後はだいじょうぶだよ。



悪人キャラで通ってた君もきっと、
大きくひと皮向けたオトコになるだろうね。


本当に大切なもんに気づいて、
それを自分の手で大切に守ろうとするオトコに
……なれよちゃんと 笑



流した涙と血のぶんだけ
人は大きくやさしくなれるのは
人生の真理ですね、ホンマに。



だから今とても苦しかったり傷ついてるひとも、
それはスペシャルな教習課程のひとつだと思って、
一定期間が終わったら、神様から免状が与えられて
何かができるようになってるんだと思って、やりすごしてねん♪