さて、披露宴はいよいよ最後のイベントへ。
●新婦の手紙
手紙を読む前に、
2人の子供の頃からの写真を2分ほどの短いVTRにして流す。
これは私が、いつも総会でお世話になっていた
VTRのエンジニアの健太さんにつくってもらった。
(それにしてもVTRづくしの披露宴…笑)
その後私が両親への手紙を読み、マーは横でスタンバイ。
私は読み始めから泣けてきたので声が震えたけども、
どうにか崩れずに最後まで読めた。
「では、新郎新婦、これまで育ててくれたご両親に花束の贈呈です」
と司会のアナウンスで、私たちにおおきな花束が渡される。
ところが…。
「ひいっ」
大きなしゃくりあげが聞こえたので振り返ると、
マーが背中を向け、花束に顔を埋めたまま泣いている…。
しばらく待っても、いや待てば待つほど彼の男泣きはとまらない。
そして最後には、
しゃくりあげがとまらないくらいの
大号泣となってしまった。
(映画の安仁屋くんの状態を思い出してもらえれば、あれにかなり近いかと)
新婦 驚愕 (゚Ω゚;)
さっきまでの自分の涙も引っ込む
さっきまでずーーっと「披露宴は楽しむぞー♪」と言い、
よう食うわ笑うわタバコも吸いに出るわの新郎だったのに。
しかも前日に私の手紙の内容はすべて読んでるのに。
背中を向け、花束に深く顔を埋めてひたすら泣き続けるマー。
進行がとまってるので、彼の肩を促すが動いてくれず、
背中をさするしかない私。
しかたないので私がひと足先に自分の両親へ花束を。
その後、マーもぐしゃぐしゃの顔で両親のところへゆき、
お母さんをひしと抱きしめた。
お母さんも、涙涙。
マーは若かりし頃、フリーダムすぎて
いもうととも仲が悪い時期があり、
もちろん家を飛び出して
親ともずーっと疎遠な時期が続いていた。
だからこの思わぬ光景に、私はじめ、
出席者が(男性陣までも)涙した、ようだ。
その後、マーのおじいちゃんとおばあちゃんとも
ひしとハグし、おばあちゃんたちも涙。
おかげで自分の嫁入りに際する両親との
涙の場面は、気もそぞろだった…笑
●新郎のあいさつ
締めです、締め。
みんなの前に向き直ったマーは、
そのとたんにまた涙がぶり返し、
せっかく前日考えて下書きしていたスピーチも
「何も言えねー」北島状態に。
でも、ぼろぼろぐしゃぐしゃの最後の言葉に、
みんなが惜しみない拍手をくれました♪
その後お見送りの時も、
すべてが終わって控え室で着替えている時も、
「ああーーー、おれ最悪ーーー恥ずかしいーー
こんなはずじゃなかったのにーーー
何かお前の手紙読むの聞いてたら急にさあ…」
と、えんえんと繰り返していた 笑
でもね、出席していたみんなには
「最高にかっこええぞ」
「もらい泣きした」
「ものすごいよかった」
と言ってもらえたから、よかったね。
うちの親も
「あれで、マサル君の素というか人間性が見えてうれしかった」
と言っていた。
部屋に帰ったら、ものすごい勢いで
バタンキューと爆睡してたよ。
子供か…?笑
ああ、式も披露宴もすべて終わった……
その後シャワー浴びてしたくをして、夕方には
何人かホテルに残っていたメンバーと共に、一路那覇へ。
これからネットプライスメンバーで、
二次会というか、飲み会です。
泉崎の「ちゅらさん亭」にて、20人近くで乾杯!
後はひたすらワイワイと。
社内のみんなからのお祝い色紙ももらった
みんなで沖縄の地で沖縄料理。
イカスミで口まっくろにしながら盛り上がって、
すごく楽しかったです。
帰りは、お酒を飲まなかったRay&すみこに
車でホテルまておくってもらい、すべて終了。
ふたりとも、バタンキューで眠りました。
ああ、ものすごくしやわせな1日であったことよ
この日いちにち、
編集疲れにも関わらずずーーっとカメラをまわしてくれたアイハラさん、
そして、「ホテルの人?」と勘違いされるくらい、
高性能カメラでたーーくさんの写真をずーーーっと撮ってくれ、
披露宴ではソムリエとしてお酒までついで回ってくれた「わたしの執事」役のS田さん、
ほんとうにほんとうにありがとうございました
さてこの後は新婚旅行をかねてそのまま沖縄滞在してましたので、
単なる沖縄たべある記として、じょじょにアプしてゆきます。