沖縄ウエディングの旅【その1】 | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


■5月14日(木)


意気揚々と飛行機に乗り込んだはいいけど、
飛行機の中で、今後の夫婦の人生設計についてケンカ勃発 笑


ケンカというか、意見のすれ違いというか。
機内でひっそり涙を流すハメになり、
「こんな人とは式が挙げられない!」と…笑
先が思いやられましたがどうにか解決。


考えてみれば相手は異星人。どんなに常識と思うことでも
「こう思ってくれてるはず」「こうして当然」というのは
期待しないで、話し合わねばいけないとお互い痛感しますた。




着いたら沖縄はピーカンであつっっっ晴れ


さっそく昼ごはんに行ったのが
2人とも今のところナンバー1の沖縄そば
首里の「てんtoてん」。


広野ゆうなのフーテンひぐらし-てんtoてん
木灰そばと古代米おにぎり(あんだんすーつき)



鉄板でウマい音譜



その後、那覇在住のリサPのお宅に、
引き出物をピックアップしにゆく。



沖縄で参列者に渡す引き出物。
旅先で重い陶器とかワレモノなグラスとか
もらったら、ものすごいウザいだろうなーと
思ったとこから、自前で用意することに決定。


ちいさくて軽くて、各自の趣味を問わなくて、
かつ最終的には消えてなくなるもんがいい。
そして「私たちが本当におすすめできる沖縄もん」がいい。


そこで選んだのがコイツら!



広野ゆうなのフーテンひぐらし-いしらー    広野ゆうなのフーテンひぐらし-くうす

ぺんぎん食堂の「石垣島ラー油」&
ぴにおんの「くうすみそ」



ま、本島にしか行ったことない私たちが
なぜか両方石垣の特産物なんですけどね 笑


石ラーはいわずもがなの超人気商品で、
くうすみそは以前ブログで書いたお気に入り。


しかし、数ヶ月待ちといわれる石ラーを
果たして数十個もオーダーできるのか…??



「こういうのはな、手書きFAXで想いを伝えるのがミソだ」
弊社の酸いも甘いも噛み分けた突撃バイヤーMASARUは燃えた 笑



そして私たちの沖縄に対する想いも書き綴ってMASARUがFAXしたところ、
なんとOKをもらい、おまけに私たちの名前のはんこまで押してくれることに!
なんと優しいんだ、ぺんぎん食堂!


それではとバイヤー秘伝の法を学んだ私が
ぴにおんの方にも想いを綴ってメールしたところ、
こちらはひとつずつ梱包してくれた上に、紙袋と
お祝いシールまでサービスしてくれることに!


いやあ…沖縄のひとってなんて優しいんだ…。



というわけでしてね、
その両方の品を、那覇在住のリサP宅に届けてもらっていたのですよ。



リサPの素敵な新婚家庭にお邪魔してお茶をいただく。
ああ、沖縄に生活してるってものすごくうらやましい…うらやましい…しょぼん




その後はさっそくホテル日航アリビラへ向かいチェックイン。

「部屋あいてたらグレードアップしてね♪」とお願いしてたら、
素敵な部屋にしてくれてました。


広野ゆうなのフーテンひぐらし-おへや
ひゃっほ



荷解きをしたら休む暇なく、引き出物のセッティング。
自分で書いたせつめい書と、この2商品をアツく語ってる本のコピーも同封。


広野ゆうなのフーテンひぐらし-つめる2

上部にふたりの名前のはんこが押さってるのよ



広野ゆうなのフーテンひぐらし-つめる1
祝いシールをふたに貼って、詰める



ぴにおんがサービスしてくれた紙袋には、
石ラーとくうすみそがものすごくぴったりと入ってうれしい♪
しかもめでたいピンクのさくら模様ねこへび



引き出物を共同作業でセットし、アリビラの担当Sさんに渡したら
一路、夜の那覇へと戻ります。



宮城ことアラタ・ちえこりん夫妻が沖縄上陸したので、一緒に晩ごはん。


(あ、皆さまあのね、御殿山ではたらく取締役のアラタ君は社長ではなく取締役です…あせる



何軒か予定の店が満席で断られたので、それならば
一度行ってみたかった「沖縄の人たちがみんな美味いというおさかなの店」へ。



それは、泊にある「いゆじ」。



こぢんまりしていて、ちょっとお洒落で、
「なんか沖縄来たのに恵比寿にいるみたい…」とアラタ夫妻。


ところがどっこい。


希望のものをオーダーすると、
目のでっかいおひげの大将が受け付けてくれません!



コワいとかでなく、笑いながらやんわりと
「あ、それはわざわざ沖縄来て食べなくてもいいさー」とね 笑


えええーーーそんな



というわけで、大将のおすすめを順に出してくれることになりました。
ぶっちゃけ不安だったんですけど…



広野ゆうなのフーテンひぐらし-ざるもずく
ざるもずく


極太もずくを、ざるそばのごとくおつゆにつけて
ずずずーとすする。これ美味い☆



広野ゆうなのフーテンひぐらし-さしもり

近海魚のさしみ盛り合わせ


方言で聞いても和名で聞いても
聞いたことない魚の名前ばっか。
分かったのはタコのみ…。
でもぶあつくて美味かった…。



こっから先は、ひとくち食べるまでは
料理名も明かしてくれなくなった大将。


「全員食べたら教えるよ~」ってにんまりしながら。
無知な観光客をいぢめるなーー
いや、ものすごく面白かったけどね(・∀・)



広野ゆうなのフーテンひぐらし-ひーとぅ
ヒートゥのごま油まぶし    ←確実に正式料理名とは違う気がします



ヒートゥといわれても何か分かりません。
ただ、ものすごーく美味で、レバ刺しにそっくり。



「で、何ですかヒートゥて」




「イルカです」



「………い、いるかぁぁぁ!??」



でも、私たちの記憶にあるあのイルカじゃないそうです。
もっとデカいやつ。

イルカって分類学上クジラの一味なんだってね。知らなかったよ



「イルカって聞いたら可哀相になってきた」とちえこりん。


「これまじうめー!」とばくばく食べ続ける私とアラタ。
マーは食いません。レバ刺しも食えないんだもん。



広野ゆうなのフーテンひぐらし-さめ


これも食べてから聞いた。
ふんわり柔らかくてあっさりしてて、
これまたすごく美味しい。



なんと、サメの天ぷらです。ひー!




広野ゆうなのフーテンひぐらし-なんだっけ


これ…何だったか忘れました。
でもやっぱり、びっくりするよな魚の
びっくりするよな部位でした。



広野ゆうなのフーテンひぐらし-まーすに

マース煮。滋味深く上品なお味!



途中アラタ君が何度か「石垣牛の握りをお願いします」
食い下がったのに、ついに食べさせてくれなかったよ 笑



「沖縄の人は食べていいんですか~涙」


「沖縄の人はめったに食べないからさ、出すわけよ」


どうも大将に翻弄される私たちでした。




広野ゆうなのフーテンひぐらし-あーさ

アーサの天ぷら。水っぽさがまったくなく、
さくさくしてる~♪



大将の沖縄のお魚のおもしろい話をたくさん聞き、
オリオンも泡盛もたらふく飲み、
これらの料理でおなかいっっっぱい。


でも会計が不安。だっておまかせだったもん…。
メニューをざっと見ると、単価が安くはないので、
こら取られたかなあと心配していると…。




「1まん1せん○○えん」の伝票が。




…え?4人でこれ?


……ひとり約2500えん!!??



安すぎ


今どき和民でも3000円は下らないぞ




いゆじ万歳アップ

どれもこれもマジで美味しかったし、
大将も面白かったし、また行きたいなあ。




その後、夜遅く上陸した会社のメンバーたちと合流し、
彼らの宿泊ホテルの近くでまた宴は続いたのでした。


広野ゆうなのフーテンひぐらし-みんな


沖縄の地でいつものメンツと飲んでいる。

なんか不思議で、うれしい感覚でした。





(※補足※
 沖縄での足はレンタカーですが、移動してお酒を飲む時はみんな
 下記いずれかの方法をとりましたのでご安心くださいませ。


 1.運転係が飲まない 
 2.一滴も飲めないメンバーが何人かいるので彼らに送ってもらう
 3.近ければタクシー
 4.行きは運転して帰りは運転代行サービスを頼む


 車社会の沖縄では、運転代行がカンタンにお店から頼めますよん)