今年の汚れ、今年のうちに。 | フーテンひぐらし

フーテンひぐらし

永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


しんぱーいないさーーー♪



(大西ライオンでなくて坂元健児で)



みなさま仕事納めおつかれさまです。

私も26日の忘年会でしこたま飲み、



広野ゆうなのフーテンひぐらし-さいのかわら?
阿鼻叫喚の忘年会のひとコマ
人間、ここまで爆睡すると安定感がゆるぎないらしい



昨日は昼に起きてだらけてました。



そしてドラマ「砂の器」DVDイッキ観。


最初は「これ暗いよー」と嫌がってたマーも、
最終回の展開に圧倒されたよで「いや、よかった」
つぶやいていました。


オイラは過去に二度は観たはずのラストシーンを
キレイに失念していて、号泣でした。
ひでおー




すっかり夜中近くになっちまったので
晩ご飯を食べに出かけたのですが、
我々の後ろにいた女性2人組(推定20代後半~三十路)
トークが気になってしょーがなかった。



どうやら片方の女子がチームいばら、
それをもう片方が説教しているようす。


「最終的には自分の判断だけどさ、
 あたしは○○ちゃんがそんな状態なのは絶対イヤだからね?」



いばらの子はかなり「恋に疲れたオンナ」の風情

(片手にタバコ、片手に酒、ときどき髪かきあげ)で、
かなり涙にくれつついばらの道を語り、
そのさまにお友達はおかんむり、強硬に反対。



「ちょっと電話かけなよ、今から迎えに来てって」



ひぃ
お友達強硬手段ーー

ていうかそれやっちゃだめー


いばらの子は素直に電話をかけるが、
お相手のいばら男はイエスと言わないようで
(当たり前だよな、すぐ迎えに来るならいばらじゃねえ)
業を煮やしてお友達が電話をかわる。



それでも迎えにはこなかったようで、

お友達の怒りさらにパワーアップ。


件のいばら男はどうやら別の相手ありか
別の生活ありか、とにかくそんな男らしい。
そら、迎えになど来ないさ



「なんなのあれ、サイっテー!」


「…うん…ごめんね…
 こんなしょうもないオンナにつきあわせて…」


「いいんだよそんなの。
 ていうか○○ちゃん、
 彼は、アンタに何してくれるのよ?


 ……違う違う、
 “~~してくれる時を待つ”とか
 そんなんじゃダメ!今よ!
 今、彼はアンタに何をしてくれるのよ
 それがないならやめちゃいなさい!」



チームいばらは、この恋で幸せになれてないこと、
やめたほうが心身共に健康にいいこと、頭で分かってる。
でも、何百人に言われても、心が一縷の望みを求め、
砂丘の中のひと粒の砂金を探すことを止めない。


それを身をもって知ってるからこそ、
あたしゃ友人に「足を洗うことの正当性」を説くのをやめた。


やめたんだけど



この正義感に燃えるちょっとおせっかいすぎる
お友達のトークを聞いてると、
ああ、あれがやっぱホントの友情かもねと思う。



がんばれ!もっと叱咤して、その涙しっぱなしの、
背中が完全にすすけている(by哭きの竜)いばら女子を、
平穏な日常に引き戻してくれー



「もう、削除削除だよ!!
 アンタこんなんで年越したくないでしょ?
 来年に持ち越したくないでしょ?」


「(泣きながら)…うん、うん…」



その永遠にやまない繰り返しトークを聞きつつ私も願う。


どーか2009年は、しやわせなスタートを切ってくれ!


不幸な自分にひたりすぎてると、
「あ、あすこに吸引される~♪」と
いらん不幸要因までわらわら集合するから!


それはもう、さながら


不幸の大黒埠頭パーキングエリア



(関東近県の民にしか分かりづらい例え)



というわけで皆さん、
お部屋の大掃除と同時に、
不幸要因の大掃除もいたしましょう。


ほな!