AV女優の夕べ。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。


こんにちは。
「たくさん洗濯すると翌日雨が降る」実力の持ち主、広野です。


ムキー





昨日はイベントに参加してきました。
はい、今回は観る側です。




渋谷は神山町にあるアップリンクで行われた



雨宮まみの「続・女だらけのエクスタシーサミット」→ 


女流AVライター・雨宮まみが贈る、AV批評/紹介イベントの第三弾。
前回、“女性限定”で行われた回が、実際に足を運んで頂いたお客さんに
とても好評だったため、今回は現役のAV女優・峰なゆかさんをゲストにお招きし、
更に豪華な「女だらけのエクスタシーサミット」という形で開催します。
“AVに興味があるけど観る機会がない”
“男性客が怖くてAVイベントに行けない”という方。
是非この機会にディープなAVの世界を体験されてみては如何でしょうか? 
今回のテーマはなんと「AVでキレイになる」!
いろんなタイプの美女が入り乱れるAVには、
男目線から見たキレイになれるヒントがいっぱい。
クリスマス直前の駆け込み寺として、
あなたの魅力に磨きをかけてみませんか?


(告知文より)




女流AVライターなる方がこの世にいらっしゃるのも驚きだし、
女性限定でAVについて語るイベントというのも珍しい。


もちろん雨宮さんご本人がブログで書いてらっしゃるとおり、
「AVでキレイになる」はananの「セックスでキレイになる」のパロであり、
半分自嘲的。でも半分は本気だろう、というのがなんかよくて 笑



私がここに足を運びたいと思った理由はただひとつ、



峰なゆかさんを観に。



彼女のことは「三点以外のススメ~なゆか嬢万歳~」の記事
書いたとおり、大好きなのです。


濃い男性ファン満載のイベント以外で、
彼女が生で見れて、話が聞けるチャンスなんてもうないかも!
しかももうすぐ引退しちゃうし。
ということでひとりでとっとこ行きました。



広野ゆうなのフーテンひぐらし-かんばん


カフェが併設されてる小劇場サイズの会場は
キャパ50くらいといったとこかな。
女性だけでほぼ満員となっていました。



広野ゆうなのフーテンひぐらし-200812161909000.jpg


ワンドリンクつきなので、雨宮さんがこの女性イベントのために
会場にかけあって特別に用意してくれたシャンパンを頼みました。
赤のシャンパンは久しぶり~。




第一部は、雨宮まみさん の解説つきで、
いくつかのAV(の断片)を観る。

ひとりの女優さんが作品ごとに別人のよに変わっていくとか、
普段はフツーなのに、セックスの時はものすごく美しいとか、
自分のつくっているキャラとは別の本音が思わず出てしまう時の魅力とか、
そういうケースを観せてくれつつ、雨宮さんがアツく語ってくれました。


大画面でAVが流れるのを女だけで観ているという不思議 笑


雨宮さんが流したビデオの女優さんたちは、
紅音ほたる、佐伯奈々、寧々(ねね)、米倉夏弥、
真木あんな、森下くるみ、松野ゆい



えんえん続く裸とカラミの映像に思うことは、
女のカラダって、あんなしててもこんななっても
キレイなもんだなあという感嘆。



もちろんプロ出演のプロ撮影による作品てのはあるけど、
それでもあまねく女はキレイなもん持って生まれてきてんだと
何だか一切自分に関係ないのに勝手に自信がついたような。



やあ、もっとすみずみまで大切に磨いて、
すみずみまで認めてあげねばもったいないと感じました。



雨宮さんも言ってたけど、
女は「多数決的キレイ」よりも
ベッドでいきなり開花するとか、
すごい敏感だとか、思わぬギャップが出るとか、
そういう個々のバラエティな魅力が出たとき、
男性をひきつける、そうだよ。



それにしても、最後に30分間えんえん流された
森下くるみと松野ゆいのレズAV
「○○○が○○○に恋をする理由」はすごく秀逸だった。


(昼に読んでる方に配慮…笑 ○の中はもちろんそのものズバリ)



エロいとかそういうもんを飛び越して、妙に感動した。
人間って、男女問わずやっぱ「愛」と「情」だなあ…みたいな!笑


ドキュメンタリーとして面白いから、あれで抜けるのかしら男性は。




休憩をはさんで、第二部、雨宮さんと峰さんのトークショー。


客席でずっと観てた和服のおねえさんが舞台にあがったと思ったら、
何とそれが峰なゆかさんでした。


和服のせいもあるけど、細くてはかなげな美しさで、
もっとセクシーいけいけオーラ全開かと想像してたのにびっくり。



トークの内容は意外のオンパレードでした。
彼女自身のブランディングもあるので、
ぶっちゃけトークはここで書きませんが。


AVでいつも「あんなやり方、女は痛いだけじゃん~」
という疑問を感じてたのは私だけではないのだと分かりました。


男性の皆さん~
男優さんが上手い、
あれで女が喜ぶ、というのはやっぱ幻想です。
あの派手な「男優パワープレイ」は決して
実生活で参考にしないように~



雨宮さんが


「フツーの粘膜の持ち主ならば、つらくなってくる」


と名言を吐かれてました 笑



それにしても、私からしたら
こんな顔とカラダなら最強だろうなあ、と思う
なゆか嬢自身が、ずっとコンプレックスの塊で、
自分が「男性に性的対象として見られる価値のある存在」かどうかを
確認したいがためにあがいてきたという話には激しく共感。
アナタでもそうだったのか…と。



モテないコンプレックスのある女は、
キメ顔をつくるのが苦手で、
部屋でひとり写メ撮るのすら苦痛、
というお2人の話も超共感 笑


「写メの自分撮りで“アヒル口”をするのが最終目標だけど、
 私、あそこにはまだとても到達できないの~」


というなゆか嬢の言葉にも激しくうなずきました。


(キメ顔上手のモテ子は、アヒル口でかわゆく見せるのが得意だからなあ)


もっとあけすけな話も色々聞いたんだけど、
これは今度女子限定でお聞かせしたいね 笑




必ずある、自分だけの魅力(どんなもんでもマニアはいるって 笑)を発見し、
武器もコンプレックスも同時にドガーンと開放する。
それがキレイへの道になる。
たぶんな。



今回はそんなふうに自分の中でまとめた。




それにしても会場の女子、フツーの婦女子たちでしたが、
なゆか嬢に対する質問のコアで熱心なことには驚いた。
女が性に対して真面目かつ好奇心旺盛。

いいことだとおもうよ





追記


帰りには桃太郎映像さんから何とAVのみやげが



広野ゆうなのフーテンひぐらし-おみやげ
パッケージが衝撃的だから隠してみた 笑

浜崎りおという方の作品でしたよ



ちゃんと黒い袋に入れてくれるという配慮つき。
すらりと格好いい女性営業さんだったのにも驚き。



ちなみに19時半から開始して、終わったの22時45分でした…なげー