そういえば、これをあげるのをすっかり忘れていました。
■5月19日(月)
実は、5/9の手術後ずっと、出血は続いていました。
生理の終わりかけみたいなのが毎日。
そういうものらしいので気にしていませんでしたが、
ここに来て出血量が増えた気がしたので、
術後結果を聞きに行く予定日より前に、
フリー外来でこの日に飛び込み。
そしたら検査結果がもう出てるとのこと。
「今日抜糸もしちゃおう」と先生。
出血の増加は特に心配いらないそうだし。
で、こんな結果の紙をもらいました。
紫の字は、私の和訳です。
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■臨床診断
Severe dysplasia HPV16
ヒトパピローマウイルス16型、高度異形成。
■病理組織診断
Severe dysplasia of the cervix,conization.
子宮頸部の高度異形成、円錐切除。
■所見
標本は円錐切除された子宮頚部です。
頚部および膣側追加切除部分はそれぞれ時計方向に
全割して精査しました。
組織学的には、頚部は12、1時方向に粘膜の全層を置換する
腫瘍が認められます。
Severe dysplasia です。
腺管侵襲(glandular involvement)はみられません。
周囲にはdysplasiaもみられます。
膣側追加切除分にもmild dysplasiaがみられます。
Surgical margin freeです。
以上、curetiveであると考えられます。
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簡単にいうと、
切り取ったモノの中は、高度異形成でした。
追加切除部分にも中度異形成が認められます。
切断面には、ヤバイものはありませんでした。
だから問題ないと思われます。
(…でいいんだよね?私英語にがてだから…)
いちばん要注意だったのは、
・切り取ったものの中身を調べたら、
高度異形成より進行していてガンになってた
・切断面にも異常があると、切り取ってない部分も
まだウイルスにおかされてる可能性がある。
ということ。
この2点がクリアされたので、
切除で病巣は完全に取り除けて、完治でっせってことになります。
わーい♪
もちろんこれからも3ヶ月ごとに様子を見ていかねばですが、
ひとまず手術大成功、16型とはサヨナラということで万歳☆
この診断書のほかにもう一枚、実際に切り取ったブツの写真
(診断書の通り、12に分けて線が引いてある)もありました。
「これもいります?」と看護士さんが言うので、
「いりますいります!ちゃんとカラーコピーで!」と言ったら
「おいおい…」と先生が引いてました。
だって自分の一部じゃん。
ああ、こいつが悪かったとこで、これが体内から出たんだなー
って実感したいでしょ。
この二枚は、ずっと大切にしていこうと思います。
■6月5日
出血はその後も続きましたが、
(ただ、“かさぶたがはがれて大出血する”と言われていた
術後2週間めには大きな変化なし。私の大出血は、この
5/19前だったのかもしれません)
予定通りの生理がやってきて、それが終了したら同時にほぼ終了。
その後も血混じりのおりものなどありましたが、
この日、6月5日あたりに、やっとエンド!
何がうれしかったって
本当に久しぶりにTバックが履けたこと
ぃやっほぅ
これで子宮頸がん体験記は完結、といきたいとこですね♪
※追記
気になってる方もいるかと思うので…。
術後のHは、1ヶ月後からOKです。
ただ、私の場合はした後1週間後くらいに出血してビビりました。
いつもの行きつけ婦人科に行ったら、
たぶん刺激でまだ残ってたかさぶたがはがれたんでしょう、
傷口としてはまだありますからね、といわれました。
ま、人によりけりですね。