■4月10日(木)
朝から診察券を出して、会社戻って、午後休とって病院。
フリー外来だと、1日つぶす覚悟です。
この日は最後のダメ押し組織診と、
術前のもろもろ検査。
ざあざあ雨降り
オフィス移ってから初めてなので、
さてどうやって会社戻ればいいか分からない。
そしたら麻布十番前から、ヒルズ経由の
循環バスが何と御殿山まで行くことを発見。
ラッキー
バスって、電車が行かないところを
網の目のよに走ってるのね、便利♪
この日は午後病院についたら、
すぐ呼ばれてびっくり(いつもは超待つのに)。
「久しぶりだねー、元気だった?
ゆうなさんのことはいつも気にかけてるんだよー」
また先生のモチベUPトークから入る。
「今日の組織診の結果でよくなってたら、
オペやめる?今ならまだ中止はできるよ」
いやー…もう決心したしなあ…。
そんなこんなで組織診。
これちょっと痛いんスよ。
何しろ細胞診と違って、
うわっつらをこそげるんじゃなくて
ある程度の肉塊を取るんだからね。
しかも7箇所!!鈍くちくっ、ちくってします。
「まあ手術するにしても小さく円錐切除してあげるからね」
先生は絶え間なくトークしてくれてるけど、痛い。
「あれ…これ、何か腺がんぽいな…」
ふと先生が気になるつぶやきを。
「え、何ですかそれ」
「ほとんどの人は“上皮がん”の異形成なんだけど、
“腺がん”の異形成だとちょっとやっかい…」
マジかよ
「うん、やっぱりオペしよう。いま見たので決めた!」
オペはいいけど腺がん気になる…
先生のはからいで、通常は結果出るまで二週間
かかるところを、一週間で聞きに来れることに。
肉塊取って大量出血しているので、
1メートル以上もある長い長いガーゼを
今回も詰められて終わり。
(これは2日後に自分で取るのです。
ひとの体内にこんな長いもんが入るのかと驚愕します)
その後は、レントゲンや肺活量や
採血などの「手術前検査」をひととおり。
肺活量が同年齢の平均より多いと分かって
なんかうれしい 笑
採血は何と7本も取られたよ!!
血に弱い男子ならあれで失神だね。
それにしても「腺がんかも…」が気になる。
まあ先生なんでも率直に言うんだけどさ…。
7割が大丈夫になる「疑陽性」でクラスⅢaになり、
ほとんどが問題ないウイルスになるところで
最悪の16型のウイルスが判明し、
そのあとⅢbに進んじゃった上に
さらに腺がんだったら…。
あたしどんだけ…
ちょっと落ち込む。
こんなレベルの話でなまっちょろい俺
実際にそれでがんばっておられる方もいるのにしょぼい俺
スイス出張中のマーに電話。
こういうときはね、
「大丈夫だよ!」て一般的励ましよりも
「俺がついてるから」て一人称が効くんだよ。
分かってね、男子☆
■4月18日(金)
検査結果聞きに。
この日はフリー外来ではなく、
先生が予約を入れてくれたので午前中に。
でも待ったなあー
いちばん最後だった。
そして検査結果は…
「中度異形成(Ⅲa)」
え??
高度から戻ってませんか??
「僕すごいね~」先生得意。
組織診は肉塊を取るわけだから、
こうして何度か繰り返してると、
病巣そのものを取っていくことになるのね。
それでなくなってしまう人もいるらしい。
「どうする?オペする?
まあ、三ヶ月ごとに様子を見る手もあるけど…」
「先生、それで腺がんは…」
「それはないね」
ねーのかよ
じゃーあの時つぶやくなと一瞬殺意… 笑
でもやっぱり根性ある16型だし、
三ヶ月ごとにびくびくするのがいやなので、
手術は決行でお願いする。
円錐切除をすると、将来妊娠したとき
流産のリスクが高くなるとどこかに書いてあり、
大変不安だったので質問すると、
「そんなことはない!」と頼もしい答え。
「円錐切除した後妊娠した人、何人も見てるけど、
それが原因で流産した人なんか僕は見てない。
流産のリスクは誰にでも普通にあるんだしね」
では私、都合のいい方を信じます。
他の病院では数日入院するところも
あるらしいが、先生の円錐切除は
超スピーディーなので、入院は何と日帰り。
「その後直接仕事に行った人もいるよ」と先生は言うが、
すいません、さすがにそんなツワモノの真似は
遠慮させて頂きます。
人生初の全身麻酔だし手術だしな。
その後、
看護士さんから手術当日の色々な説明を受けておしまい。
さあて。
GWが明けたら、いよいよ
おいらの腹の中心に居座るコイツともおさらばです。
初の入院は堪能すらできないほど
短そうだけど、手術終わったらまたレポします。
みんなのパワーをください☆